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「作家の口福」 人気作家の好きな食べ物とは?




20人の作家がこだわりの食べ物について綴った美味しいエッセイです。
著者名に「恩田陸ほか」とあったのでつい手に取ってしまった(相変わらず恩田さん好きです)

オープニングを飾るのはやはり恩田陸。
この方はラーメンでもお菓子でもお惣菜でも気に入ったものは何度でも食べ続けるらしい。
取り憑かれたように毎日同じ具材で麻婆春雨を作っていたり、毎日同じメニューを注文するお店では入店すると、注文する前からお店の人が準備を始めるとか、このあたり自分と重なるので笑えました。実は私もいつも利用するコンビニでは同じコーヒーしか注文しない。レジまで来ると、いつもの店員さんがすでにいつものサイズの紙コップを手に取る体勢をとっている。覚えてもらって嬉しいやら恥ずかしいやら~
でもやっぱりちゃんと注文してからおもむろに行動してくれた方が、ありがたかったりします。


山本文緒の「一人の食事 ひそかに楽しむ禁断の味」にはニヤリとしました。
一人で家で仕事をする生活の中で、彼女がひっそりと食べ続けているのは果物。
春には苺、夏には桃と、どちらも日持ちしなくて傷みやすい果物です。
なので毎日買う… 毎日…
スゴイ…。 
文章は最後にこう締めくくられています。
「この散財ぶりを夫にきがつかれてはならない。」





ichigo 




道尾秀介の、「ある音楽を聴くと、あるモノが食べたくなる」というのも興味深い。
食べ物と音楽にまったく関連性が無いほどおもしろいです。
道尾氏は堀内孝雄のバラードを聴くと刺身が、第九を聴くと鶏の唐揚げ、ドラえもんの昔の主題歌を聴くとハンバーグが、「サウンド・オブ・サイレンス」を聴くと白菜が(笑)
この白菜にはちゃんとした理由があるのだけど、それがまたくだらなくて笑えるのです。


人気作家の食べ物エッセイですが、こういうこだわりや嗜好を持って執筆していることを知ると、それぞれの人となりにとても親しみがわいてきますよね。



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