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映画「ゼラチン・シルバー・ラブ」を愛する理由

gelatinlove 


昔のブログでもこの映画について書きましたが、冬になり、また観返していたところです。
録画してまだ観ていない映画が山ほどあるっていうのに、何度も観ている同じ映画をまた再生しています。

ゼラチンシルバーというのは銀塩フィルムを使って撮影し、銀塩印画紙にプリントされた写真のことらしいです。「銀塩写真」という、昔ながらの方式の写真という意味でしょうか。
ちょっと前に恵比寿の写真美術館の企画展でもゼラチンシルバープリントの写真展示を見かけましが、「ゼラチン・シルバー」という言葉を目にしたり聴いたりした時は、必ずこの映画が脳裏を掠めます。
映画では、主人公(永瀬正敏)がその写真専門のカメラマンなわけです。アナログカメラで撮影して自分で焼いてます。

この映画は2009年公開の邦画ですが、キャストがやたらと豪華!なのに評価は散々…
まあこういうミニシアター系は好みが分かれるものですよね。
私はこの映画の乾いた感じ?の寒々しい空気がすごく好きなのです。評価できる完成度よりも、自分好みの世界を醸し出してくれる映画に魅かれます。
なにせ監督したのが第一線で活躍しているカメラマンですもの、写真家目線でアート雑誌かよ!ってくらいにワンカットワンカットが鋭角的なカッコ良さで攻めてくる。永瀬正敏写真集が一冊出来上がりそうなショットがたくさん出てきます。
最初の方なんてセリフが無くて映像オンリー。画面に流れるノイジーなブルースのような音が、主人公のささくれた心情を物語っているかのようです。映画館で観ていたら私は100%寝ていたでしょうね(笑)
といっても肝心の物語自体は複雑ではないので、そのぶん映像の美しさに没頭できるでしょう。

上記イラストに描いたように、宮沢りえが着るモード系の衣裳が全てステキでした!洋服好きはこれだけでも観る価値あり。
普通の殺し屋稼業なら人目を忍ぶ服装のはずですが、彼女は周囲から浮きまくりのスタイルで仕事(殺人)をします。
現在なら防犯カメラですぐに特定されそうですね。

他に女性では主人公の通うバーのママ役の天海祐希はいつも高級そうなチャイナドレスでした。
街中で偶然主人公の永瀬とすれ違うシーンがあるのですが、北極でもオッケー♪のような物凄いボリュームの毛皮のコートを羽織っていましたよ。

ここで林檎ファンとしては一言触れたい、永瀬と一緒に居た女子高生がカラオケで歌ったのは暗示的に椎名林檎の「罪と罰」です。
70年代調のロックバラードがしっくりきてます。


映画の中で宮沢りえがゆで卵を食べるシーンがあるのですが、エロティックな口元をこれでもかと映し出します。
卵を食べるのはおそらく、仕事(殺し)前に生命を喰らう意味付けの儀式だと思います。
ラストシーンの永瀬と、モニターの宮沢が卵を食べる映像がとても残酷なオチになっていてステキ。




tamagon 
前も試みたゆでたまご、今回再び12分30秒茹でてみました。


tamagon2 

映画のような黄身トロリではありません。でもこのくらいの茹で加減のほうが好き~。
それにしてもゆで卵は美味しいです。私は卵の食べ方ではゆで卵が一番好きです。(塩こしょうをかける)




miyazawar2
スーパーの卵売り場で殺し屋を待ち伏せ、危険な賭けに出る主人公







miyazawar













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