Category本 1/7
思いがけずサイン本が届いた件

本を買う時は時折ブックオフオンラインを利用しますが、先日も穂村弘の本を読みたくて注文したところ、届いたのがラッキーにもサイン本なのでした。穂村さんの書評集です。穂村さんのサイン裏写りがリアルでも初めは信じられなかったんですよね。本当に穂村さんのサインなのか?それに顔のスタンプが押してあるし。と、疑り深い私は検索にかけてみたのです。そうしたら、実際に出版社の河出書房の社内で、穂村さんがサインをしてい...
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「楠本まきの仕事展」で初冬を過ごした件

25日で終了しましたが、12月の初旬に「楠本まきの仕事展」を観てきました。楠本まきという漫画家を知ったのは「KISSxxxx」の連載もとっくに終わってコミックス全巻もとっくに発売し終わって、すでに2000年代に入っていた頃でした。やはりいつも漫画好きの友人から借りたものが始まりです。甘々なラブストーリーという前情報から、あまり気乗りせずに借りたせいで、家に置いておいてもしばらくは手に取ることをしなかったんですよね...
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「いけない2」を最速で読み終わってしまった件

前回の記事は「いけない2」を読み始めたことでしたが、あれから間もなく自分にしてはとても早く読み終わってしまいました。先が読みたくて、謎を解明したくてたまらなかったのです。「いけない1」の設定同様、今回もとある地方都市が舞台です。そこで暮らす人々に降りかかる事件とその顛末が、各章の最後に写真で提示される形の新感覚(?)ミステリーです。写真があることで、その事件が実際にあったかのような気分になるところ...
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道尾秀介「いけないⅡ」が秋の読書の愉しみ

昨日Amazonから届きまして、昨夜から読み始めたばかりです。9月に発売されていたのを知らなくて、最近朝刊の2面の書籍紹介広告で知ったのです。新聞2、3面の本の広告って必ず目にする場所だから、今までここで見てから買った本は数知れず。(うちの母も)今回は「いけないⅡ」ということで、当然Ⅰもあったわけです。ずっと前に感想を記事にしていたのでまた引っ張ってきました。書評ですごく面白そうに感じた道尾秀介の「いけない...
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本の備忘録 千早茜の4冊

今回は千早茜の本を4冊。全七話からなる連作短編集。ミステリーではなく群像劇。連作は各話での脇役が次の話では主役になっていたりして、その人のバックグラウンドが明らかになる点がおもしろくて好き。誰と誰が繋がっていたのかなど、世間は狭いなぁと思いつつ楽しんだ。個人的には一話目の「まいまい」の終わり方が、鬱々した中身を振り払う明るさで好き。自分の読書傾向として、こういうシリアスな群像劇の小説は手に取らない...
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