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「世にも奇妙な物語  ’19秋の特別編」でトリハダ女優の共演が観られた!

「ほんとにあった怖い話」と共に季節の風物詩的な番組「世にも奇妙な物語 ’19秋の特別編」が放送されました。
「ほん怖」は年1度ですが、こちらは年2度の放送です。もっとあるのかと思ってた。
今年の前回放送は「雨の特別編」として梅雨の6月でした。

今回も面白さ度を★で表しています。

1. 「鍋蓋(なべぶた)」 ★★★☆☆
主人公の杉咲花が、あるネットサイトから、人生を豊かにするためにおススメされる商品を買いまくり、仕事も恋愛も成功していく物語。これは恋愛がうまくいかなくなってきたシーンの頃からオチが予想できてしまいました。
でもこれは通常の「世奇物」(勝手に略す)らしいお話でした。
「鍋蓋」を最初のおススメにしてあったところはヒネリがあって面白い。
それにしても杉咲花の豹変ぶりはすごかった。
声が可愛らしいからよけいに迫力があったのかも。誰でもそうですが、怒鳴る声というのは全く声質が変わりますよね。私は怒鳴った経験が無い(と思う)のでどんな声が出るのかわかりませんが。
杉咲花ちゃんは来年の朝ドラの主人公にも決定しているし、上昇気流に乗ってる女優さんです。



2. 「恋の記憶、止まらないで」 ★★★★★
斉藤由貴主演なのでした。
面白かったし、すごく怖かった!
主人公はスランプ中のシンガーソングライターで、夢の中で見た映像に流れる音楽を自分の曲として発表して、それが大ヒット。
しかしその曲は、昔一度しか流れなかったCMで使われた曲だった、というお話です。
主人公がそのCM曲の盗作に、偶然気付いてしまう流れがうまかった。
たぶん自分が出演した番組だから何度もビデオを再生して観たのでCM曲も耳に残っていたのでしょうというところまで想像できるし、いかにもローカルな日本酒のCMに仕立てたことにリアルさを感じました。
これ、一本ホラー映画にも出来そう。
一番嬉しかったのは、大好きなホラードラマ「トリハダ」で私を恐怖のどん底に突き落としてくれた二人の女優さんが、この話で共演なさっていたことです。
それは滝壺で歌う歌手「宮島素子」と、最後に斉藤由貴の傍らに立つ小柄な女性です。
宮島素子の方はイチキ游子さんという女優で、「トリハダ」の記念すべき第1作目の中の1話、「愛もしくは憎悪に関する記録」でキョーレツな印象を残してくれました。それはそれはコワ~イ役を演じてらっしゃいまして(幽霊ではない)、もう思い出しただけでもゾッとしてしまう!
そして番組クレジットでは「オリジナルの女」と記されていた笹野鈴々音(りりね)さん!こんなところで再会するとはww
初めて彼女を見た方は「子供?」と思われたかも。声もめちゃめちゃ可愛らしいけど、立派な大人の女優さんです。
鈴々音さんも「トリハダ」女優で、前にもそのインパクトに完全にやられた私は絵を描かずにはおれなかったという過去が…



ririne



3. 「コールド・スリープ」 ★★★★☆
ムロツヨシもついに「世奇物」に登場ですか。
この番組は旬の俳優を起用することが多いので、ムロさんも出世したものです。(次回は田中圭あたりが来そうな予感)
不治の病の主人公(ムロツヨシ)が、治療方法が見つかるまで50年の人工冬眠に入る物語です。
4回までは途中覚醒できて、限られた時間だけ外で行動できるので、起きる度に成長した息子に会ったり、会社の境遇を知ることができましたが、3回目の覚醒で自分と同じ歳になった息子と会い、思わぬ事実を知ることになってしまう…というお話。
意外なことに感動ものなのでした。
コールド・スリープで病気の治療法が見つかるまで冬眠のように眠る内容は、どこかで聴いたような?SF小説だったかな?何かのTV番組かな?
コールド・スリープ自体はSF映画ではなくてはならない設定ですが、実際に海外では死後人体冷凍をして、未来の発達した治療法で生き返らせる(?)サービスがすでにあるようです。(都市伝説の番組で観た)
未来の医療はどの程度進んでいるのか気になるところです。
さて、ムロさんは私にはNHKの「LIFE」が最初の出会い。
コメディ系俳優なのかと思っていたら、あれよあれよとマルチな俳優さんになっていた!(「大恋愛」観てませんでした)
「LIFE」で中川大志君とムロさんが「大臣、あなたをお守りします」というコントというかショートドラマをやってるんですが、私はこのドラマが苦手。ムロ大臣をイケメン中川SPが守る内容なんですが、いわゆるBLを匂わせるやりとりが、無理!だってけっこう真剣にドラマ仕立てになってるんだもん。ところどころで笑わせる箇所はあっても、基本ムロ大臣がドキドキときめいてる感じがどうもね~
ムロさんにこんな役はして欲しくないな。
そもそも「LIFE」は過去の放送でもそれっぽい(ホモっぽい)コントがありました。あれは床屋のウッチャンが常連のお客さんをライバル店のムロさんと取り合う三角関係のシリーズコントでした。笑えるけど途中からゲンナリしてきてしまった。
あ、なんだろBL嫌いじゃないのにお笑いの人のBLには抵抗があるってことかな?でも「おっさんずラブ」も観てなかったのよね。Amazonプライムで1話だけ観たのに、その後観ようとしてない。もしかして私は実写BLが苦手なおぼこい娘だったのか?
えー?どういうこと??




4. 「ソロキャンプ」 ★★★★☆
この話は山の怪っぽくて面白かった。
1人でキャンプ中の男性が、夜次々と目の前に現れる人間達に翻弄される恐怖譚です。
主演は板尾創路で、忙しい日常を離れて自分とゆっくり向き合うために1人キャンプを行う男性役です。
最近キャンプ流行ですよね。女子向けの「メルヘンキャンプ」なんてものもあったっけ。あれはソロではないか。
私がもしも車の運転が得意だったなら、たぶんソロキャンプ行ってたかも。といってもやはり女性なので1人山の中とかは無理です。ちゃんとしたキャンプ地だったら行っていただろうな。1人の時間を楽しむのが大好きなので。ひとまず憧れに留めています。
このお話の面白いところは、観てる方も考えるヒマ無く、登場人物達の不可思議さに翻弄されてしまうところでしょう。「こんな場所になぜこんな人が?」会社員風のスーツ姿の男性に、女子高生、おっとりとしたおばあさんが唐突に主人公の前にやってきてベラベラと自分のことを話し出し、あげくなぜか死んでしまう。その理由は?
オチも良かったです。因果応報です。



5. 「恵美論」 ★★★☆☆
「恵美」という普通の女子高生の生い立ちと生態が学問となっている世界の物語。
番組クレジットの後のショートストーリーです。
クレジット中にチャンネルを変えてしまった人もいたのではないか?
こういうユニーク系の話も「世奇物」にはかかせない。



総じて前回の特別編よりも怖さがあって面白かったと思います。
次回は来年、あ~もう一年が早い早い!







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