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昨秋のドラマ「グランメゾン東京」について長々と語らせてくれないか 

昨年の秋ドラマについて語る続きです。


「グランメゾン・東京」は秋ドラマの中では一番楽しみにしていた作品でした。
木村拓哉、鈴木京香、沢村一樹の豪華な出演者。
キムタクがついにシェフ役です。
スマスマのビストロで腕を振るってきたことを考えると必然的な気もしますよね。(追記に今後のキムタクの職業を提案しましたのでよかったら読んでください)


「グランメゾン・東京」は、パリで二つ星を採った日本人シェフ尾花夏樹(木村拓哉)が、自分の店で起きた食中毒事件から転落人生を余儀なくされるも、パリで出会った三つ星を獲りたい女性シェフ(鈴木京香)と日本に戻り、かつての仲間と新たなレストランを立ち上げて再生するまでの物語です。
ただしキムタクがシェフとして三つ星をとるのではなく、女性シェフに星をとらせるところが、今までのキムタクドラマとは違うポイントです。2番手シェフをスーシェフといいます。
この尾花夏樹という役柄はいかにもキムタクが演りそうなキャラクターと云われてます。表面はぶっきらぼうなのに、裏では人を思いやる行動をとるような、いわゆる人情ツンデレの典型。それでも料理に対しては妥協しない厳しさを持ち、レストランの評価を確実に上げる腕を見せる…うむ、キムタクドラマはこうでなくちゃね(笑)
そして1話づつ仲間を増やす過程をみせるのは連ドラの常套手段なのですが、お互いのわだかまりを克服し、段々とチームとしてまとまっていく展開はやはりドラマチックで面白いですね。


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このドラマに出てくるフランス料理は見たこともないものばかりで驚かされます。
自分が実際フレンチレストランで食べたときもそうですが、素材の組み合わせに意表をつかれることがけっこう多い。例えば昔初めてメインディッシュに鴨肉を選んだ時、ソースがオレンジ風味で驚いたこともありました。その時はえ?と思いましたが食べてみれば「合うww!」。鴨にはオレンジソースがけっこう定番の食べ方だと後で知りましたが、知識の無かった私には「イヒョー!を突かれたー!」ってくらいビックリな組み合わせだったわけです。グッと身近なものでは、IKEAのカフェレストランでおなじみのミートボールに付いてくるリンゴンベリージャム。肉団子にフルーツジャムですよ。あれはなかなかの「イヒョー!」ではありませんか?北欧の味覚の大らかさ(?)を感じずにはいられませんでした。あとアメリカの感謝祭(サンクスギビング)で出される七面鳥のローストにはクランベリーソースが付くのではなかったか?

話がそれました。
これからドラマを観る人はここからネタバレしますのでご注意を。

「グランメゾン東京」で作られるフレンチメニューは、東京のミシュラン三つ星フレンチレストラン「カンテサンス」の岸田シェフが監修をしています。なので、おのずと最終話では「グランメゾン東京」は三つ星ゲットするのだろうな、と察していた私。だってドラマとはいえ、様々なメニューを考案してくれたのに三つ星獲れなければ、リアルにシェフの名にキズがついてしまうし、そもそも監修を引き受けないでしょう。…なんてゲスなことを考えてました。でも実際岸田シェフのインタビュー記事などを読むと、ドラマの放送期間中にミシュランの発表があることを忘れて監修の仕事を引き受けてしまったそうなのです。後から真っ青って~(笑)
ドラマの料理はもちろん素晴らしかったのですが、岸田シェフの料理に対するアプローチの柔軟さや技術、チームワークの持つ重要性は、そのまま物語に活かされていたようです。


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ミシュランの発表会場でのシーンは、実際の三つ星を獲った店のシェフがステージに登場してくれたようです。


「シェフが独裁を始めたらその店はあぶない」との持論をもつ岸田シェフ。尾花夏樹がパリでずっと三つ星を獲れなかった理由がそこにあったのではないか?
それでも最後まで本当に三つ星取れるのかハラハラさせられましたが、店を去った尾花の狙いを知った我々は目頭を熱くするのであった。うう…。


そして「グランメゾン東京」のライバル店として登場した「gaku」は二つ星レストランでしたが、意外にもこちらのレストランは最終話の三つ星発表の場で1つも星を取れずに終わりました。これも意外な結末です。私はてっきりgakuも三つ星を取るのかと思っていたから。gakuの料理の監修は「INUA」というレストランのシェフが担当しました。こちらのシェフは世界一のレストランアワードを獲った店出身の凄いシェフです。2018年に東京にレストランをオープンして昨年もう二つ星を獲ってるという~やはり只者ではない。1つも星を獲れなかったgakuはミシュラン調査員が入る前に店の存続に関わる事件が起きていてグダグダだったからね。それでも店が揉める前はきちんと二つ星の評価を獲っていたのでしたっけ。無星になったのは、新たな気持ちでイチからやり直す為の布石なのですね。
gakuの料理も素晴らしかったです。フレンチではなくイノベーティブ・フュージョン?というジャンルらしい。枠にはまらない「ザ・料理」というものですかね?毎回映る美しい一皿は驚きの連続でした。目にも大きな衝撃と喜びを!を地でいってるのが素晴らしい。


「グランメゾン東京」はラブストーリーではないので、全く恋愛問題は起きないのかと思いきや、中年組も若者組もなかなか揉めてて面白かった。私は沢村さんの演じた「京野」さんのような人を和ませる包容力に満ちた男性がすごく好きです!(イケメンだし!)
ドラマの中盤で倫子シェフ(鈴木京香)に告白しちゃって、店でやりにくくならないのか?と心配しましたが、そんな向こう見ずなところもステキな京野さんなのでした。尾花は倫子をどう思っていたのだろう。隙を見せたら危なそう(?)

翔平君の彼女が嫉妬してパティシエ松井のロッカーの取っ手に画鋲を仕込んだエピソードには正直のけ反った!なんて古風ww 令和になっても画鋲は嫌がらせグッズのままなのね。 そうだ、あれ思い出しちゃったよ。昔の少女漫画でバレリーナの少女がライバルの少女にトゥシューズの中に画鋲入れられるの。やだもうキュンキュンしちゃう♪(キュンキュンの使い方間違ってるな?)それにしても腑に落ちないのは、尾花のパリのレストランでミスをしたのは翔平なのに、まだ犯人が翔平だと明らかにされていない回の中で、京野さんに「あんな奴」呼ばわりしてるセリフありましたよね?「おめーのせいでそうなったのに何様?」と、後から怒りがフツフツと…。そのセリフ必要だったのかな~なんて考えてしまいましてね。もう少し罪の意識をかんじさせる何かがあったほうが良かったんじゃないかと。だって保身に走りすぎの嫌な男に感じる。でも裏で尾花を助けていたんだけどさ。それにしても玉森君って色白で細くて、いかにも現代っ子の美少年よね。

モデルの富永愛が尾花の元恋人の役をやってまして、なんて不釣合いなカップルだー!と笑ってしまいました。どこからみても「ちょ、待てよ二人」と言いたくなるでしょ?(別れたのは食中毒事件があってからのこと)
リンダ(富永)は初めの方ではあまり感情をあらわにしない謎めいた美女で貫禄があったのに、執拗に尾花に圧力をかけようと奔走しだしてからは小者感爆発!(「花のあすか組」の初期のひばり様のようでした)でもね、富永愛はやはり一流モデルなので、ドラマに登場するとそこだけ空気が変わるのですよ。食べ方も美しいし、終盤でグランメゾン東京の新メニューの料理を味わい、感動の中でスーっと涙を流すシーンには胸を突かれました。プロ意識を自覚し、信念に従うことにしたリンダさんはやはり期待を裏切らない魅力的な大人物なのでした。


尾花のライバル「gaku」のシェフを尾上菊之助が演じてましたがこちらも意外な収穫。あの方はアイラインでも引いてるようなクッキリした目ですね。もっと現代劇で観て見たい俳優です。歌舞伎役者だけど。

他に佐藤浩市の息子「寛一郎」が出てました。
この人もいずれ「後から苗字を付けました組」になりそう。
昨今は井浦新や永山瑛太、伊藤健太郎と、下の名前だけ俳優が後から(慌てて)姓を付けてきてます。(米国の俳優ザ・ロックもいまやドウェイン・ジョンソンになってるんだよ)
偏見ではありますが、名前だけ俳優は、なんとなく地に足がついてないというか軽いイメージを受けます私。まだ役者の道に来た事を迷っているかのような。「役者でええのか?ええのんか?」と確認しなければいつの間にか芸人になっていたりアスリートになっていたりYoutuberになっていたり(ねーよ)と…
まあよけいなお世話なんですけどね。要は実力があれば別に良いのです。えへへ。


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グランメゾン東京に採用された、若きパティシエ松井萌絵を吉谷彩子が演じました。自信満々の才能あるパティシエなわけですが、尾花と倫子に予想だにしない低評価をされたシーンはちょいと痛快。生意気な若者の鼻っ柱をへし折る中年組に共感するところは自分がそちら側にいるからなんでしょうね~(笑)

人気のWEB料理研究家、相沢瓶人役を及川光博(きゃーミッチー)が演じてました。ミッチーが出演すると空気が和む~。京野さんと相沢さんのような男性が近くに存在していたら毎日がパラダイスです。相沢の才能もカッコイイですよね。素材の組み合わせのセンスが抜群で、それは尾花の上を行く。奥様方相手のおしゃれな料理よりも、厳しいプロ集団に身を置くことを選んだのもカッコイイ。

そして忘れてならないグランメゾン東京のシェフ(尾花はスーシェフ)早見倫子さんです。鈴木京香の新しい面を見られた感じもありますが、早見倫子というキャラクターがひたむきでとても魅力的でした。料理の才能がいまいちだけど、一度食べた料理に使われた素材と、調理方法がパーフェクトにわかる絶対音感ならぬ絶対味覚の持ち主です。所々にそういう倫子の見せ場が出てくるのも嬉しい。最後は尾花を泣かせるほどの料理を作り上げる成長をみせて感動させられました。
そういえば、たまに新聞の折込と一緒に入ってくる二つ折りの冊子「マリ・クレール・スタイル」に、「グランメゾン東京」の早見倫子シェフを取り上げているコーナーがあって、まるで本当にこのレストランが東京にあるかのような錯覚を受けてしまいました。(この号の巻頭インタビューも鈴木京香)
これです。




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右側にリンダの写真もありますね。
リンダは「マリ・クレールダイニング」の編集長という役柄なのでした。
いつかリアルに日本女性の三つ星シェフが生まれてくれるといいな。


予想以上に長くなってしまいましたが、本当に好きなドラマだったのでご勘弁を!
全話録画保存してあるので、そのうちまた観返すことになるでしょう。






キムタクが今度はどんな職業に就くのか興味がわきませんか?
マジシャン役なんてどうですかね?手先が器用だから苦もなくマジックを見せてくれそう。で、引退したマジシャンで特別な時しかマジックをしないとか。つまり一話完結のミステリーね。最後はラスボスとマジックを使った対決です。キムタクはマジックで妻か恋人を殺されていたりする。自分が殺した(事故で)のだと信じているから引退していて、実はラスボスに仕組まれたことだった。うん、ありがちなストーリー(泣)
でなければ時代を反映して正義のホワイト・ハッカーとか。毎回クライマックスはキーボードを高速で打つキムタク。あまり盛り上がらないか…
でなければ意表をついて茶道か華道の家元。着物姿のキムタクが毎回おもてなし対決と生け花対決が山場です。
いっそのこと家元が表の顔で、裏の顔はホワイトハッカーで趣味がマジックの恐妻家の男!とかどうですかね?


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