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冬ドラマの感想 その2

前回の続きです。
「Get Ready!」 TBS
日曜劇場でした。
1話ごとに患者役がゲスト出演するドラマです。
考えさせられたのは4話です。脳腫瘍のせいで後天性サヴァン症候群となり、天才的な作品が作れるようになった彫刻家。腫瘍を取れば生きられるのに、そうはせず最後の傑作を残すことを選ぶわけなんですが、一般人には理解できない芸術家の矜持というものを感じました。このドラマのように本当にあるのでしょうか。自分なら絶対に生きる方を選んじゃいます。生きていてこそ!が身上なもので。(美村はまた最後に死んでしまう役。前に観た「MIU404」も命をかける役だったな)
予想を裏切る結末だったのは7話で、けっこう視聴者は驚いたのではないか?(私は驚いた)
さて、キャストですが、主人公は妻夫木聡で超人的なオペの腕を持つクールな外科医役。難しいオペを松下奈緒のオペ看と二人だけで行うありえない設定ですが、未来的な設備で患者を救っていきます。とはいえオペの内容は重要ではなく、「患者の生きる価値」をどのように見出だしていくのかというヒューマンドラマなのでした。
スペシャルでまた観られたらいいな。
「警視庁アウトサイダー」 テレ朝
加藤実秋の同名小説が原作ということです。
西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌の三人の刑事が、互いを利用し合いながら巨悪に立ち向かう新感覚の警察ものというので観てみましたが、けっこう面白くなかった。
元マル暴刑事が少しの血を見て失神しそうになる設定はちょっといただけないですよ。フィクションとしても。
うーん、なんか西島秀俊の刑事役が似合ってない?と私は思っていて、おふざけとシリアスが唐突で痛かった。共演者はとても豪華だったんですけどね。
それより西島秀俊、濱田岳、神尾佑の三人共演は、2021年放送のドラマ「シェフは名探偵」のトリオではないか!とひそかに一人で盛り上がっておりました。大好きなドラマだったもので(録画していた)
ただ私は、西島秀俊の作品との遭遇はけっこう多い方なんです。「真犯人フラグ」や「おかえりモネ」や「奥様は、取り扱い注意」(ドラマも映画も観た)に「きのう何食べた?」とか、ここ2~3年よく観てる感じです。あ、宮沢りえとの共演多いよね?「ノースライト」観てすぐ「真犯人フラグ」両方で夫婦役だったし、「きのう何食べた?」ではシロさんの初恋のアイドルとして共演していました。
「舞いあがれ」 NHK
朝ドラファンにミラクルと困惑を残して終わった「ちむどんどん」の後継ドラマで期待大きく放送されました。
オリジナル脚本なので先が読めず、後半はハラハラしていました。
てっきり主人公が旅客機の女性パイロットになるお話かと思っていたので、自分の家の工場のために働くのはいいとして、いつパイロットに戻るのだ~と気になって気になって…ドラマ終了まで日にちがわずかなのに来週こそ!来週こそきっと!と期待を込めて金曜の予告を見る状態が続きました。で、「起業する」の展開に。ここで諦めがついたわけです。
そうか、飛行機も町工場も、主人公がその時情熱を向けたことを高く舞い上がらせるのね、と勝手に納得しようとしてましたが、最後にこう来るとはね~
欲を言えば町工場編はもっと早く終わらせて、再び旅客機パイロットになるべくの訓練編などが観たかった私。
でなければアビキルとの空飛ぶ車制作とパイロット訓練を平行するとか。
だって操縦士になったその過程は夫の随筆の中で説明されていただけだったでしょ。まあ今となっては仕方ない。
こちらのドラマも間々にけっこうツッコミ入れたくなる箇所が多かったようで、コラムなどでも笑っちゃうような指摘を読みました。
それは主人公の住む町の飲食店は、お好み焼き屋とラグビーカフェしか無いのか?という問題。(秋月さんが貴司にする差し入れがいつも彼の実家のお好み焼きとかね、そりゃないよ~。ファミチキくらい用意してやればいいのにと八木莉可子のCM絡みのことをボヤいたり)
それにデートする場所も別れ話もプロポーズも行き倒れも、すべて同じ狭い公園で起こっていた問題。五島ロケや空港ロケと飛行機の製作で制作費が無くなってしまったのでしょうか。
そういえばドラマ中に出てきた短歌が詩歌集として発売されるそうですね。
どの短歌も心にグッとくるものばかりだったので楽しみです。
スランプになりがちな貴司君にはこちらを↓
maitaka

昨夏NHKで放送していた「ホラー短歌」が大好きだった私。
今年もやってくれないかしら。
舞 「ホラー短歌にしたら、一瞬が永遠になるんやな?」
怖すぎ…

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